よくある質問
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整形外科について
- 整形外科ではどのような病気を診てくれるのですか?
- 整形外科は身体の芯になる骨や関節とそれを取り囲む筋肉や神経からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科です。スポーツ傷害や交通事故による外傷、労働災害などでよくみられる打撲や捻挫、骨折などの外傷はもちろん、加齢に伴う運動器の疾患、骨粗しょう症、関節リウマチ、痛風、運動器の腫瘍(できもの)運動器の先天性疾患など、新生児時から老年まで幅広い患者層が対象となります。
- すり傷や切り傷などのケガも整形外科で診てくれますか?
- もちろんすり傷や切り傷も整形外科で診ることが可能です。具体的には、切り傷やすり傷などのケガ、やけど、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、開放骨折、切断指・肢などは、整形外科が扱います。整形外科が扱わない外傷としては、心臓・肺損傷、腹部外傷などの臓器の外傷、泌尿・生殖器損傷などが挙げられます。
- 膝の水を抜くとクセになりますか?
- 膝の水を抜いてもクセにはなりません。膝に溜まる水は変形性膝関節症の急性期や半月板や靭帯、軟骨、骨の外傷等で炎症を生じたとき、体の防御反応としてつくられます。 炎症が収まれば、水は吸収されます。しかし、水を抜いても炎症が収まらない限りは水はまだ溜まります。
- 関節注射は何回打つのでしょうか?
- 当院では疼痛が強い初回はステロイド注射を使用いたします。効果があれば1週間後にヒアルロン酸の関節注射を開始。ヒアルロン酸の関節注射を1週間に1回、合計5回の注射を行います。
膝に関しては5回終了後も疼痛の再燃がある場合は2週間に1回のヒアルロン酸関節注射を維持療法として継続して注射をいたします。ヒアルロン酸の関節注射では疼痛改善が不十分で生活に支障が強い時はなるべく3か月は間をあけて、ステロイド注射を施行します。
- 関節注射をした日は入浴は可能でしょうか?
- 一般的にどこの病院でも「関節注射の日は入浴を控えてください」と説明があります。これは関節内は無菌状態であるため注射をした部位から細菌が入ることを避けるためです。当院では糖尿病の方や血液をサラサラにする薬を飲んでいる方、膿みやすい方には特に入浴を控えていただいております。また関節の水を抜いた時も通常より太い針を刺しますので入浴を控えていただいております。それ以外の方では銭湯や沸かしなおしではない新しい湯であれば、注射後なるべく時間を空けて入浴を許可しております。原則として夏場ではシャワーは許可しております。入浴した場合は注射部位は擦らないようにして入浴後に注射バンを自宅のカットバンに張り替えていただきます。
- 他の医院でヒアルロン酸の関節注射をした時よりも支払いが安いのですが大丈夫ですか?
- 関節注射の手技料は健康保険で決まっており日本全国同じ点数(価格)です。
しかし、ヒアルロン酸の薬の価格はメーカーにより様々です。当院は信頼できる大手メーカーで製造をしたジェネリック薬を使用しております。当院で1関節にヒアルロン酸関節注射をした場合115点(1150円×負担割合)。他院で使用したと思われるA社のヒアルロン酸(比較的良く使われている先発品)を用いた場合(2000円×負担割合)です。
どちらの薬も使用した事がありますが効果はあまり変わりません。当院ではできるだけ経済的なご負担を減らして良い治療を継続できるように、安全に配慮して治療を行っております。どうぞご安心して注射をお受け下さい。
- シップはどのくらいの時間つけて良いですか。
- シップの種類によって異なりますが、かぶれに注意して長時間の使用は避けていただければと思います。
- 「温湿布」と「冷湿布」とではどちらを使った方が良いのでしょうか?
- 「温湿布」「冷湿布」を貼ると、皮膚の温度が一時的に2~3度上がる・下がるといった変化がみられると言われています。この温度変化は直接的には痛みの解消へはつながらないようです。
病院で処方するシップは市販のシップとは異なり(薬剤師の対面販売を除く)消炎鎮痛剤が皮膚から吸収されて効果を発揮することを期待しています。したがって、基本的には「気持ちが良い」、「心地が良い」と感じる方を選びましょう。
- 患部は「温めた方」が良いのか「冷やした方」が良いのでしょうか?
- 一般的に外傷直後で腫れて熱を持つ時は一時的に冷やすことが大切です。又、スポーツ後の処置として患部を20分冷やし、その後20分温めるという処置を3セット程度繰り返す事で患部の炎症を緩和できるといわれています。
慢性期の疼痛や外傷後でも患部に熱感がない時は原則として温めることをお勧めします。腰や肩、膝などの関節を冷やすことは良くない事と考えています。
- 肩こりでも診察はしてもらえますか?
- 肩こりの原因は様々です。症状が続くようなら、一度受診されることをお勧めいたします。
- つき指は引っぱって直していいですか?
- 基本的にその場で指を引っぱることはしないで下さい。 もし関節が脱臼していた場合、関節軟骨や靭帯の損傷を大きくする可能性があります。
- レントゲン検査でX線は放射線が心配ですが大丈夫ですか?
- ご心配されているのは放射線の線量だと思いますが、レントゲン検査で使用する線量はごくわずかで、検査によって具合が悪くなった例は今までありません。
しかし、妊婦さんの場合は原則として撮影しませんが、部位によってはプロテクターを着ていただき撮影する場合があります。
- 下肢がしびれているのに、どうして腰のX線写真を撮るのですか?
- 例えば椎間板(腰の部分)が狭くまっていることが原因で足の神経を押してしびれている場合があります。そのため腰のX線写真を撮って椎間板に異常がないか状態を見ています。
- 発作が治まっても、痛風の薬は飲み続けないといけませんか?
- 尿酸値が8.0を超えている人はいつ発作が起きてもおかしくありません。 尿酸値が下がってからといって薬をやめてしまうと、再び上昇してしまう可能性もあるのです。ある程度は継続して薬を飲んだほうがいいでしょう。 痛風は長期的に治療しなければいけない病気だということを知ってください。
- サプリメントは効果はありますか?
- サプリメントのひざ関節に対する改善効果については、現在も研究が進められています。 しかし残念ながら、サプリメントによる経口摂取では消化管で分解されてしまうため、その効果は疑問視されています。
リハビリテーションについて
- 他の病院で手術を受けたのですが、
リハビリテーションはそちらでしてもらえますか? - 当院にて手術後のリハビリテーションを行なうことができます。当院では骨折、関節、腱、靭帯等の整形外科の術後のリハビリを行なっております。 リハビリテーションをご希望される際は、手術をしていただいた病院の先生に診療情報提供書or紹介状を用意して頂き、ご持参下さい。
- 電気治療だけやって帰ることできますか?
- 症状に大きな変化がなければ電気治療だけで通うこともできますが適宜医師の診療をうけていただくように声かけします。
- 電気治療は毎日しても良いのですか?
もしくはどのくらいの期間でできれば良いか… - 毎日来ていただいて大丈夫です。
痛みがある間はなるべく期間を空けないでいらして下さい。
また、1日にたくさんすれば良いというものではなく、決められた時間を一定期間長く続けた方が効果的です。
- もっと長い時間電気治療をしたい
- 1日の治療時間は電気1つに対して10分としております。 それ以上行っても効果はあまり変わりません。一度に長い時間行うよりも、少しずつ長期間に分けて行っていく方が効果的です。
- 薬や注射、リハビリテーションはいつまで続ければよいでしょうか?
- 当院では、なるべく必要のない薬や注射、リハビリテーションは中止にする方針としています。必要な薬や注射、リハビリテーションに関しては、医師や理学療法士から患者様お一人お一人の状態に合わせたご説明をさせていただきますので、直接お尋ねください。
- SSP 干渉波 強くした方が効果があるのでは…
- 強いから効く訳ではありません。かえって逆効果になる事もあります。
電気は程よい強さで行って下さい。
- 牽引について もう少し強く引っ張ってほしい
- 一人一人体重を計り、牽引の上限kg数を決めています。
安全第一を考えておりますので、ご理解いただければと思います。
マッサージについて
- マッサージの施術時間は?
- 医療保険でリハビリの一部ですので約10分程度です。
症状により異なりますが、週2-3回の頻度でされることをおすすめします。
- マッサージを受けたいのですがどうしたら良いか?
- 診察時に医師にご相談ください。
適応症状かどうか診察の上で判断してマッサージを含めたリハビリ計画を作成し実施いたします。
- 施術は痛いですか?
- 患者さんの症状に合わせて施術を行いますので強弱は調整します。
実際ほとんどの方が施術後に楽になったとおっしゃってくれています。
強弱はご遠慮なくお申し出ください。
診療時間
午前/9:00〜12:30
午後/15:00〜19:00
※リハビリ受付時間
午前 9:00~12:15
午後 15:00~19:00
※ 臨時休診については、
お知らせをご覧ください。
アクセス
〒142-0043
東京都品川区二葉2-21-1